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【IG証券】米国株CFDの取引手数料の体系とできるだけ安くする方法を解説

IG証券 米国株CFDの手数料
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IG証券の米国株CFDは、5倍のレバレッジで米国株に投資できます。同じ株数(ポジション数)を買う場合、現物株の1/5の証拠金で取引が可能です。

そのため資金効率が良いですが、米国株は取引手数料が結構かかってしまいます。これは現物株でも同じですが。

このページでは、IG証券の「①米国株CFDの取引手数料の体系」「②できるだけ取引手数料を安くする(小さく抑える)方法」を解説します。

IG証券の取引手数料

IG証券の米国株CFDでは「1回の取引ごとにかかる取引手数料」と「1株ごとにかかる片道手数料」の2種類があります。

どちらもポジションを持つ時と決済する時の両方にかかるため、往復での手数料を考えて取引する必要があります。

▼片道(新規建て)

オンライン取引手数料(片道) 片道手数料(片道)
16.5ドル 2.2セント/1株
(0.022ドル)

▼往復(新規建て+決済)

オンライン取引手数料(往復) 片道手数料(往復)
33ドル 4.4セント/1株
(0.044ドル)

取引手数料が高いように思えますが、実は米国株の現物取引と比べてもそれほど大差はありません。

SBI証券の米国株の現物手数料と比べてみます。なおSBI証券は22ドルを上限として、約定代金の0.495%が手数料となります。

IG証券(片道) SBI証券(片道)
16.5ドル 0.495%
(上限22ドル)

例えば株価が230ドルの銘柄を1回取引(片道)する場合の手数料は下表のとおりです。

少ない枚数だと現物の方が安いですが、枚数が多くなると現物の優位性は無くなります。

株数 IG証券 SBI証券
1株の場合 16.5ドル 1.14ドル
10株の場合 16.5ドル 11.4ドル
100株の場合 16.5ドル 22ドル

取引手数料を抑える方法

IG証券の株式CFDで取引手数料を抑える方法は2つあります。

  1. 1回の取引をある程度まとまった約定額で行う。
  2. 複数ポジションをまとめて決済する。
IG証券の米国株CFD 取引手数料を安くする方法IG証券の米国株CFD 取引手数料を安くする方法

① まとまった約定額で取引

取引手数料は1回の取引で発生する手数料なので、約定額が大きければ1株あたりの手数料は安くなります。

つまり、1株価格の大きな銘柄を買うか、1回に取引する株数を多くすれば1株あたりの手数料を安くできます。

1回で取引する株数 1株あたりの取引手数料
1株の場合 16.5ドル
10株の場合 1,65ドル
100株の場合 0.165ドル

1株価格が230ドルの銘柄を売買する場合を考えます。

1株だけで買った場合、往復手数料の33ドルを取り返すには15%の値上がりが必要になります。しかし、10株を買った場合だと、1.5%の値上がりで手数料分を取り返せます。100株だと、たった0.15%の値上がりだけで手数料分に達します。

このように、ある程度まとまったポジション数で取引することで、取引手数料を抑えることができます。

実は米国株の場合は現物でもこの手数料の高さがネックとなり、手数料負けしないためにはどうしても資金が大きくなります。

IG証券の株式CFDは5倍のレバレッジがあるので、10株でも2株の資金で買うことができます。米国株CFDはこの点でも資金面での参入障壁を下げてくれます。

② 複数ポジションまとめて決済

もう一つ、取引手数料を抑える方法があります。

複数回に分けて持ったポジションを、決済する時はまとめて成行決済してしまうことです。

それぞれのポジションを指値で決済すると、ポジションごとに取引手数料が発生しますが、まとめると1回分の取引手数料だけになるためです。

指値注文だとダメで、成行注文であることに注意してください。恐らく指値注文だと約定力の関係で微妙にタイミングがずれてしまい、別々の取引と見なされてしまうようです。

例えばある株を2ポジション持っているとします。

ポジションを持った時の取引手数料は16.5ドル×2回で合計33ドルになります。

これを「(A)それぞれを決済」した場合と、「(B)まとめて1回で成行決済」した場合で比べます。

▼ポジションを持った時(新規建て)

ポジションは2回に分けて買ったので、合計で33ドル発生します。

新規建て ポジション 取引手数料
1回目 ポジションA 16.5ドル
2回目 ポジションB 16.5ドル

▼(A)それぞれ決済する場合

16.5ドル×2回で、取引手数料は合計33ドルになります。

決済 ポジション 取引手数料
1回目 ポジションA 16.5ドル
2回目 ポジションB 16.5ドル

▼(B)まとめて1回で成行決済する場合

16.5ドル×1回で、取引手数料は16.5ドルになります。

決済 ポジション 取引手数料
1回目 ポジションA 16.5ドル

取引手数料を抑える投資戦略としては、次の3点です。

  1. ポジションは時間分散して複数回に分けて持つ。
  2. ポジションを持つときはある程度まとまった約定額で行う。
  3. 決済時はなるべく複数ポジションをまとめて成行決済する

IG証券の株式CFDは現物株を買うときの1/5の資金で取引できるため、特に投資資金が少ないうちは有力です。

米株CFDの場合は取引手数料がかかってしまいますが、この記事で説明したように上手く使えば決して高くありません。

是非、有効に活用してください。

IG証券での米国株CFDの始め方をこちらのページでまとめています。

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CFD投資におすすめの証券会社

CFD投資におすすめの証券会社です。

① IG証券


IG証券はFX、バイナリオプション、CFDなどのリーディングカンパニーです。様々な金融商品を幅広く取り扱っており、持っておくと便利な口座です。

日本国内で開設できる証券会社の中ではCFDの種類と銘柄数が圧倒的に多いです。特に株式CFDの取り扱い銘柄数が多く、個別株でCFD投資するなら必須の口座です。日本株、米国株のどちらも取り扱いがあります。

IG証券の口座はFXや債券なども取引できるオールインワン口座です。ノックアウトオプションなどの新しい商品もあるので持っておくと便利です。

② GMOクリック証券


GMOクリック証券ではCFDの他、株の現物・信用取引、投資信託、FXなどを幅広く取り扱っています。個別株CFDは米国株の取り扱いのみで日本株はありません。

取引手数料が0円のため、特に米国の個別株でCFD投資するなら必須の口座です。マイクロソフト、アップル、ディズニー、ナイキなど、代表的な銘柄をCFDで買うことができます。

シンプルな取引ルールとアプリ画面のため、初心者にはおすすめの証券口座です。まず小さくCFD投資を始めてみたいという人はここから始めると良いと思います。

③ 楽天証券


つみたてNISAなど投資信託の購入で楽天ポイントがもらえることで有名な楽天証券でもCFDの取り扱いが始まりました。株価指数CFDと商品CFDの取り扱いがあります。

FX取引ツールでお馴染みのMT4(Meta Trader 4)をプラットフォームとして採用していることが特徴です。MT4を使ったことが無い人にとってはとっつきにくいかもしれませんが、馴染みがある人には利用しやすいと思います。

MT4ではテクニカル分析や、それに基づいて自動売買をすることも可能です。CFD取引で自動売買Botなどを利用したい場合には利用メリットがあります。

④ ひまわり証券

くりっく株365
FXの自動売買で有名なループイフダンやくりっく株365の自動売買であるループ株365など、自動売買で定評のある証券会社です。

くりっく株365の株価指数はループ株365を使うこともできますし、使わずに1枚ずつ取引することもできます。ループ株365は複数本の発注を出すため多くの資金が必要なので、初心者の場合はまずマニュアルで1枚ずつ取引するのがおすすめです。

くりっく株365は店頭CFDと比べてレバレッジが高いため、少額で大きな利益を狙いたい人にもおすすめの口座です。