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米国個別株を1株ずつCFDで買うのにおすすめの証券会社(現物株比較)

GMOクリック証券で米国株を1株ずつ買う
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米国個別株のCFD取引について、次の3点を説明しています。

  1. 現物で買える資金力があるならCFDの必要はない
  2. CFDは5倍レバレッジを利用したい人向け
  3. CFDで買いたい人にはGMOクリック証券がおすすめ

個別株CFDでは現物株の1/5の資金で取引ができます。

少ない資金で米国株へ投資ができますが、その分、リスクのある方法です。

現物でもCFDでも同じですが、できるだけリスクを抑えるには、取引単位の金額を減らしつつ、取引を分散するしかありません。

たとえば10株を持つことを計画しているなら「10%株価が下がるごとに1株買う」のように決め、高値掴みを回避する方法があります。

CFD取引のリスクを低減するにはCFD取引のリスクを低減するには

1回あたりの取引手数料は証券会社ごとに異なるため、このような「1株ずつ(少数ずつ)何度も取引する」ことに向く証券会社を選ぶ必要があります。

今のところ、CFDでそれをするにはGMOクリック証券がベストです。

必要な資金と手数料(現物 vs CFD)

CFDはFXと同じで、少額から大きな利益を狙うための投資方法です。

短期~中期の手法なので、長期で保有する目的なら現物株のほうが良いです。

資金効率の面でCFDを使う場合は、1回の取引に全額を使わず何回かに分けること、損切りを遅らせず余力管理を行うことが必須です。

NYダウを構成する優良銘柄のうち、時価総額の高いものから順に、1株あたりの取引に必要な資金を見てみます。

2022年10月7日の株価と為替レートから必要な資金を計算しています。

銘柄 株価(ドル) 現物株(円) CFD(円)
アップル 140.09 ドル 20,363 円 4,073 円
マイクロソフト 234.24 ドル 34,049 円 6,810 円
JPモルガンチェース 105.98 ドル 15,405 円 3,081 円
ユナイテッドヘルス 504.85 ドル 73,385 円 14,677 円
VISA 183.83 ドル 26,722 円 5,344 円

※ドル円:145.36円

現物株では1株といえども、なかなか大きな金額です。

現物株のほうが長期保有に向くのは当然ですが、資金はそれなりの額が必要です。

CFDであれば現物株を1回買う資金で5回も買うことができるので、押し目買いで購入単価を下げるのに向きます。

※ただし、含み損益も5倍になるので、適切な資金管理と損切り判断は必須です。

次に手数料を見てみます。

現物は楽天証券、CFDはGMOクリック証券を参考とします。

約定代金 楽天証券(現物) GMOクリック証券
~2.22 ドル 0 取引手数料なし
銘柄ごとのスプレッド
(0.2~0.5%程度)
2.22 ~ 4,444.45 ドル  0.495 % (約定代金)
4,444.45 ドル~ 22 ドル

楽天証券の現物取引は約定代金によって取引手数料が変わります。

上限は22ドルと決まっているので、1回の約定代金が大きいほど得になります。

GMOクリック証券は固定の取引手数料はなく、FXと同じスプレッド制です。

1株ずつ買う場合で比較しました。

GMOクリック証券のスプレッドは2022年10月7日のものを参考にしました。

銘柄 楽天証券(現物) GMOクリック証券
アップル 0.69 ドル (100 円) 0.5 ドル (73 円)
マイクロソフト 1.16ドル (169 円) 0.9 ドル (131 円)
JPモルガンチェース 0.52 ドル (76 円) 0.5 ドル (73 円)
ユナイテッドヘルス 2.5 ドル (363 円) 2.0 ドル (291 円)
VISA 0.91 ドル (132 円) 0.9 ドル (131 円)

1取引だけを見ると、GMOクリック証券のほうが安くなっています。

GMOクリック証券はスプレッド制ですが、ほかの証券会社の株式CFDは1取引あたり16ドル程度の取引手数料制です。

そのため、1株ずつの取引ではGMOクリック証券がよいです。

金利調整額(低金利の終焉)

取引コストの面ではGMOクリック証券のCFDは良いのですが、CFDには金利の支払いが発生します。

金利調整額、オーバーナイト金利などと呼ばれるもので、これがCFDは短期向きで長期は現物が良いと言われる理由です。

しかも、2021年後半から世界の中央銀行は歴史的なスピードで政策金利を上げています。

特に米国の利上げスピードは凄まじく、金融市場は大荒れとなっています。

2022年10月時点の米国金利推移(引用:楽天証券)2022年10月時点の米国金利推移(引用:楽天証券)

GMOクリック証券の金利調整額は終値に対して「(LIBOR(またはHIBOR)+3%)÷360日」です。

つまり、2022年10月7日の金利だと、6.25%の金利コストが年間で発生します。

年間で見てみると、かなり大きいコストだと分かるはずです。(以下は株価が同じとして試算しています)

銘柄 年間
アップル 8.76ドル (1,273 円) 0.02 ドル (3 円)
マイクロソフト 14.69ドル (2,128 円) 0.04 ドル (6 円)
JPモルガンチェース 6.62 ドル (962 円) 0.02 ドル (3 円)
ユナイテッドヘルス 31.55 ドル (4,586 円) 0.09 ドル (13 円)
VISA 11.49 ドル (1,670 円) 0.03 ドル (4 円)

2021年以前の低金利時代だと、年間で3%ほどの金利コストでした。

CFDのコストは金利高で厳しくなっています。

年間で6.25%の金利が発生するということは、年間ではそれ以上の値上がり益(配当込み)がないと損失になります。

米国個別株のCFDは金利上昇によって長期保持に不向きとなり、ますます短期売買向きとなっています。

為替メリット・デメリット

2022年に入ってから急速な円安ドル高が進み、米国株が下落しても円換算ではプラスということもおきています。

しかし、これは現物株に限った話です。

CFDでは差金のみが決済対象となるため、為替が有利に働くか不利に働くかは、含み益なのか含み損なのかで決まります。

含み益が出ている場合は円安が有利に働きますが、含み損が出ている場合は円安が不利に働きます。

また、現物株では円高のときに買った方が有利ですが、CFDではあまり意味がありません。

円換算の維持証拠金が安くなるということはあるのですが、そこから円安となっても株という現物資産がないため、決済するまではメリットがないのです。

次の「現物株とCFDの為替メリット・デメリット」の図を見ると分かりやすいです。

現物株とCFDの為替影響(メリット・デメリット)現物株とCFDの為替影響(メリット・デメリット)

個別株のCFD取引は資金効率の面では大きなメリットがあります。

その一方で、金利上昇による金利コストの上昇、円安メリットを享受できないというデメリットもあります。

それを考慮したうえで、短中期で利益を狙う手法として個別株のCFDは利用するのがよいでしょう。

個別株のCFD取引についてもっと知りたい場合はこちらも読んでみてください。

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CFD投資におすすめの証券会社

CFD投資におすすめの証券会社です。

① IG証券


IG証券はFX、バイナリオプション、CFDなどのリーディングカンパニーです。様々な金融商品を幅広く取り扱っており、持っておくと便利な口座です。

日本国内で開設できる証券会社の中ではCFDの種類と銘柄数が圧倒的に多いです。特に株式CFDの取り扱い銘柄数が多く、個別株でCFD投資するなら必須の口座です。日本株、米国株のどちらも取り扱いがあります。

IG証券の口座はFXや債券なども取引できるオールインワン口座です。ノックアウトオプションなどの新しい商品もあるので持っておくと便利です。

② GMOクリック証券


GMOクリック証券ではCFDの他、株の現物・信用取引、投資信託、FXなどを幅広く取り扱っています。個別株CFDは米国株の取り扱いのみで日本株はありません。

取引手数料が0円のため、特に米国の個別株でCFD投資するなら必須の口座です。マイクロソフト、アップル、ディズニー、ナイキなど、代表的な銘柄をCFDで買うことができます。

シンプルな取引ルールとアプリ画面のため、初心者にはおすすめの証券口座です。まず小さくCFD投資を始めてみたいという人はここから始めると良いと思います。

③ 楽天証券


つみたてNISAなど投資信託の購入で楽天ポイントがもらえることで有名な楽天証券でもCFDの取り扱いが始まりました。株価指数CFDと商品CFDの取り扱いがあります。

FX取引ツールでお馴染みのMT4(Meta Trader 4)をプラットフォームとして採用していることが特徴です。MT4を使ったことが無い人にとってはとっつきにくいかもしれませんが、馴染みがある人には利用しやすいと思います。

MT4ではテクニカル分析や、それに基づいて自動売買をすることも可能です。CFD取引で自動売買Botなどを利用したい場合には利用メリットがあります。

④ ひまわり証券

くりっく株365
FXの自動売買で有名なループイフダンやくりっく株365の自動売買であるループ株365など、自動売買で定評のある証券会社です。

くりっく株365の株価指数はループ株365を使うこともできますし、使わずに1枚ずつ取引することもできます。ループ株365は複数本の発注を出すため多くの資金が必要なので、初心者の場合はまずマニュアルで1枚ずつ取引するのがおすすめです。

くりっく株365は店頭CFDと比べてレバレッジが高いため、少額で大きな利益を狙いたい人にもおすすめの口座です。