CFDの証券会社 PR

CFD取引におすすめの証券会社を徹底比較。銘柄の種類、銘柄数、手数料で選ぶ

CFD取引のおすすめ証券会社
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CFD取引におすすめの証券会社を比較します。

株式CFD、株価指数CFD、商品CFDの全ての種類で取扱いのある「GMOクリック証券」「IG証券」「サクソバンク証券」の3つの証券会社を取り上げます。

最初にざっくりと使い分けの例を上げますが、このページを読んで自分のやりたい投資方法にあった証券会社を選べば良いです。

3つの証券会社のCFD使い分け3つの証券会社のCFD使い分け

証券会社を選ぶポイント

証券会社を選ぶポイントは以下の3点です。

  1. 取扱い銘柄の種類
  2. 銘柄の数
  3. 手数料

取扱い銘柄の種類

CFDで取引できる金融商品の種類は証券会社ごとに異なります。

金融商品の種類は「株式(個別株)」「株価指数」「商品」「債券」「REIT」などがあります。米国債券のCFDを取引したくても、取り扱っていない証券会社だと不可能です。

そのため、扱っている種類が多いかどうかより、自分がCFD取引したい金融商品があるかどうかで証券会社を選択しましょう。

例えば、個別株でも米国株だけを取り扱っていたり、米国株・日本株・欧州株を取り扱っていたりと、証券会社で違いがあります。

銘柄の数

ある金融商品の中で、どれくらいの銘柄数の取扱いがあるかは重要なポイントです。

株価指数CFDは、主要先進国の指数はどの証券会社でも取扱いがあります。実際に投資するのは日本225やNYダウ、S&P500などがほとんどなので、あまり差はありません。

商品CFDも同じで、金(ゴールド)や原油などのメジャー商品指数は、どの証券会社でも取り扱いがあります。

差が出るのは個別株で、証券会社によって取扱い銘柄数や取扱い銘柄には大きな違いがあります。例えばメジャー企業に厳選している証券会社、新興企業やIPOも取り扱う証券会社などです。

手数料(コスト)

「取引手数料」や「スプレッド」などのコストも重要な比較ポイントです。

証券会社によって仕組みが異なりますし、同じ証券会社でも金融商品によって手数料の仕組みが異なる場合があります。

手数料は損益に直接関係してくるので重要なポイントですので、最低限、各証券会社の仕組みを理解してから取引しましょう。

他にも金利の利率など細かい違いはありますが、これらの3点と比べて各社で大きな違いはないため、このページでは比較しません。

CFD取引におすすめ証券会社

以下の3つのおすすめ証券会社を比較します。

おすすめの証券会社
  1. GMOクリック証券
  2. IG証券
  3. サクソバンク証券

GMOクリック証券

GMOクリック証券手数料の安さが大きなメリットの証券会社です。

取引手数料は全て無料(0円)で、スプレッドのみです。

全てのCFD銘柄で同じ手数料体系なので、手数料が分かりやすいのも初心者向きです。

取扱い銘柄 銘柄数 手数料
個別株式CFD 86 銘柄 無料(スプレッドのみ)
株価指数CFD 31 銘柄 無料(スプレッドのみ)
商品CFD 6 銘柄 無料(スプレッドのみ)
バラエティCFD 16 銘柄 無料(スプレッドのみ)

※2021年9月時点

バラエティCFDは「米国VIX」「ハイレバレッジETF」「REIT型ETF」です。ハイレバレッジETFには「原油ブル2倍」「原油ベア2倍」などがあります。

GMOクリック証券の個別株式CFDでは米国の主要銘柄の取扱いがあります。ダウ、S&P500、NASDAQなどの指数に採用されている優良企業の株をCFDで取引できます。

個別株式CFDの取扱い銘柄数は少ないですが、取引手数料がないのがメリットです。

米国株は取引手数料が高いので、頻繁な売買や少ロット(少額)での売買は手数料負けしてしまいます。GMOクリック証券ではスプレッドのみなので、この点をあまり気にせずトレードできます。

なお、残念ですが日本株CFDの取扱いはありません。

IG証券

IG証券銘柄数の多さが魅力の証券会社です。

取扱い銘柄 銘柄数 手数料
個別株式CFD 約16,000 銘柄 手数料(スプレッドなし)
株価指数CFD 約40 銘柄 無料(スプレッドのみ)
商品CFD 約9 銘柄 無料(スプレッドのみ)
債券先物CFD 米国債、英国債など 無料(スプレッドのみ)

※2021年9月時点

IG証券では日本株式CFDの取扱いもあります。銘柄数は明らかにされていませんが、かなりの数の銘柄がCFDで取引できます。

IG証券のHPでは「東京証券取引所に上場している流動性の高い約250銘柄のほか、さまざまな銘柄を取り扱っています」とあり、日経平均やTOPIXに採用されているような優良銘柄は取り扱いがあります。

米国株式CFDではベンチャー企業の銘柄やIPO銘柄も取扱いがあり、グロース株に投資するのであれば必須と言ってもよい証券会社です。

IG証券は個別株式CFDのみ手数料があり、スプレッドはありません。それ以外のCFDは手数料なしのスプレッドありです。

個別株式CFDの手数料は少し複雑なので解説します。

個別株式CFDの手数料

片道手数料 オンライン手数料
日本株式CFD 0.055 % 110円
米国株式CFD 2.20 セント/1株 16.50 ドル
英国株式CFD 0.110 % 11.0 ポンド

米国株式CFDのオンライン手数料は少し高いので気を付けましょう。そうは言っても、米国株は現物でも取引手数料は高いので、気にし過ぎても仕方ありません。

オンライン手数料は約定額や枚数に関係なく、1回の取引で発生する手数料です。新規建ての時と決済の時とでそれぞれ発生します。

1回の取引の約定額が大きいほどの手数料の割合は小さくなりますが、逆に1回の取引の約定額が小さいと手数料負けしてしまいます。

例えば1,000ドルの約定額だと、往復の手数料である33ドルを回収するのに3.3%の値上がりで十分です。しかし、100ドルの約定額だと33%も値上がりしないと回収できません。

サクソバンク証券

サクソバンク証券は銘柄数の多さにメリットのある証券会社です。

取扱い銘柄 銘柄数 手数料
個別株式CFD 約9,500 銘柄 手数料(スプレッドなし)
株価指数CFD 約25 銘柄 無料(スプレッドのみ)
商品CFD 約8 銘柄 無料(スプレッドのみ)
外国ETF/ETN CFD 約820 銘柄以上 手数料(スプレッドなし)

※2021年9月時点

サクソバンク証券では日本株式CFDの銘柄数も充実しています。

日本株式CFD 外国株式CFD
約1,500 銘柄 約8,000 銘柄

※2021年9月時点

日本株式CFD、外国株式CFDのどちらも優良企業だけでなくベンチャー企業やIPO銘柄の取扱いもあります。こちらもグロース株に投資するなら有力な証券会社です。

個別株式CFDと外国ETF/ETN CFDの手数料が少し複雑なので解説します。

日本株式CFDの手数料

 取り扱い銘柄 翌営業日に持ち越し 日計り取引
日本株式CFD 無料 取引金額×0.05%

日計り取引とは「その日に買ってその日に売る」取引のことです。

サクソバンク証券の日本株式CFDでは、日計り取引以外は取引手数料をキャッシュバックすることで実質的に取引手数料を無料にしています。

普通はデイトレードでもしない限り日計り取引はしないでしょうから、日本株式CFDの手数料は無料と考えればOKです。

外国株式CFD

取扱い銘柄 取引手数料@1注文 最低取引手数料@1注文
米国株式CFD 取引金額×0.15% 5.0 ドル
欧州株式CFD 取引金額×0.20% 12.0 ユーロ
中国株式CFD 取引金額×0.25% 40.0 香港ドル

最低取引手数料は、取引手数料の下限です。

米国株式CFDの場合は「取引金額×0.15%」が5ドル以下、つまり取引金額が3,333ドル以下であれば最低取引手数料の5ドルとなります。

外国ETF/ETN CFD

取扱い銘柄 取引手数料@1注文 最低取引手数料@1注文
米国 ETF/ETN 取引金額×0.15% 5.0 ドル
欧州 ETF/ETN 取引金額×0.15% 12.0 ユーロ

このページでは3社の証券会社を比較しました。

自分の用途にあった証券会社を選べばよいですが、面倒でなければ金融商品や銘柄によって使い分けができればコストを抑えられます。

なお、株式CFDについてはこちらのページで「いくらの取引額」なら「どこの証券会社の手数料が安くなるのか」を具体的な銘柄を例に比較しています。

あまり凝り過ぎると煩雑になりますが、手数料についてもっと具体的に知りたい人は読んでみてください。

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CFD投資におすすめの証券会社

CFD投資におすすめの証券会社です。

① IG証券


IG証券はFX、バイナリオプション、CFDなどのリーディングカンパニーです。様々な金融商品を幅広く取り扱っており、持っておくと便利な口座です。

日本国内で開設できる証券会社の中ではCFDの種類と銘柄数が圧倒的に多いです。特に株式CFDの取り扱い銘柄数が多く、個別株でCFD投資するなら必須の口座です。日本株、米国株のどちらも取り扱いがあります。

IG証券の口座はFXや債券なども取引できるオールインワン口座です。ノックアウトオプションなどの新しい商品もあるので持っておくと便利です。

② GMOクリック証券


GMOクリック証券ではCFDの他、株の現物・信用取引、投資信託、FXなどを幅広く取り扱っています。個別株CFDは米国株の取り扱いのみで日本株はありません。

取引手数料が0円のため、特に米国の個別株でCFD投資するなら必須の口座です。マイクロソフト、アップル、ディズニー、ナイキなど、代表的な銘柄をCFDで買うことができます。

シンプルな取引ルールとアプリ画面のため、初心者にはおすすめの証券口座です。まず小さくCFD投資を始めてみたいという人はここから始めると良いと思います。

③ 楽天証券


つみたてNISAなど投資信託の購入で楽天ポイントがもらえることで有名な楽天証券でもCFDの取り扱いが始まりました。株価指数CFDと商品CFDの取り扱いがあります。

FX取引ツールでお馴染みのMT4(Meta Trader 4)をプラットフォームとして採用していることが特徴です。MT4を使ったことが無い人にとってはとっつきにくいかもしれませんが、馴染みがある人には利用しやすいと思います。

MT4ではテクニカル分析や、それに基づいて自動売買をすることも可能です。CFD取引で自動売買Botなどを利用したい場合には利用メリットがあります。

④ ひまわり証券

くりっく株365
FXの自動売買で有名なループイフダンやくりっく株365の自動売買であるループ株365など、自動売買で定評のある証券会社です。

くりっく株365の株価指数はループ株365を使うこともできますし、使わずに1枚ずつ取引することもできます。ループ株365は複数本の発注を出すため多くの資金が必要なので、初心者の場合はまずマニュアルで1枚ずつ取引するのがおすすめです。

くりっく株365は店頭CFDと比べてレバレッジが高いため、少額で大きな利益を狙いたい人にもおすすめの口座です。