GMOクリック証券の米国S500(S&P500のCFD)を年間で保有した場合の「価格調整額の実績」をまとめます。
このページでは2021年度の価格調整額(4回それぞれと年間合計)と、過去8年間の年間合計をまとめます。
米国S500の価格調整額は、過去8年間の実績ではプラスの場合が多くなっています。
そのため、配当目的で長期保有したり、毎月積み立てで買い増していくような戦略も有効です。
Contents
米国S500の取引サイズ・ロット数
GMOクリック証券の米国S500は、S&P500に連動するドル建ての株価指数CFDです。
取引サイズ | 株価指数×1 |
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最低取引数量(ロット) | 1枚 |
レバレッジ | 10倍 |
米国S500の価格が4,768.8ドルで、為替レートが115.11の場合、必要な最低証拠金額は54,893円です。
米国S500の価格(ドル) | 4,768.8(ドル) |
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米国S500の価格(円) | 548,936(円) |
必要証拠金(円) | 54,893(円) |
10倍のレバレッジがあるため、1枚に必要な資金は現物の1/10です。
米国S500の価格調整額
GMOクリック証券の米国S500(S&P500のCFD)は先物を原資とするCFDです。
そのため、調整額として「価格調整額」が発生します。
米国S500の価格調整額とは
CFDには先物を原資とするものと、それ以外を原資とするものがあります。
価格調整額とは、原資とする先物の限月が乗り変わるときに、乗り換え先の価格との差を埋めるために発生するものです。
以下は日経平均CFDの例ですが、6月限月から9月限月に乗り変わるときに、9月限の方が500円安くなっているため、この差を埋めるために500円が付与されます。
米国S500も先物を原資とするCFDなので、この価格調整額が発生します。
米国S500の価格調整額は年間で4回あります。
価格調整額はプラスのときもあればマイナスのときもありますが、米国S500の過去8年間の実績ではプラスの年が多くなっています。
価格調整額の年間実績(2021年)
2021年の価格調整額の発生月と、調整額は下記のとおりです。
4回の価格調整額は全てプラスで、もちろん年間合計もプラスです。
発生月 | 価格調整額 |
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2021/12/10 | +861円 |
2021/9/10 | +1,022円 |
2021/6/11 | +998円 |
2021/3/12 | +1,035円 |
年間合計 | +3,9410円 |
価格調整額の年間実績(過去8年)
2014~2021年の過去8年間の年間実績は下記のとおりです。
8年のうち、6年でプラス実績となっています。
年 | 価格調整額(年間合計) |
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2021 | +3,916円 |
2020 | +4,405円 |
2019 | -1,542 円 |
2018 | -1,893円 |
2017 | +463円 |
2016 | +3,371円 |
2015 | +4,139円 |
2014 | +3,102円 |
8年合計 | +15,961円 |
株価指数CFDは現物で買う場合に比べ、レバレッジのため資金(必要証拠金)が1/10でよいというメリットがあります。
その一方で、調整額が発生するというデメリットがありますが、米国S500のように合計ではプラスとなる調整額であれば、そのメリットは無くなります。
株価指数は投資信託やETFでの積み立てが一般的ですが、レバレッジを活かせる方法として、CFDは資金効率のよい投資方法だと思います。
CFD投資におすすめの証券会社です。
① IG証券
IG証券はFX、バイナリオプション、CFDなどのリーディングカンパニーです。様々な金融商品を幅広く取り扱っており、持っておくと便利な口座です。
日本国内で開設できる証券会社の中ではCFDの種類と銘柄数が圧倒的に多いです。特に株式CFDの取り扱い銘柄数が多く、個別株でCFD投資するなら必須の口座です。日本株、米国株のどちらも取り扱いがあります。
IG証券の口座はFXや債券なども取引できるオールインワン口座です。ノックアウトオプションなどの新しい商品もあるので持っておくと便利です。
② GMOクリック証券
GMOクリック証券ではCFDの他、株の現物・信用取引、投資信託、FXなどを幅広く取り扱っています。個別株CFDは米国株の取り扱いのみで日本株はありません。
取引手数料が0円のため、特に米国の個別株でCFD投資するなら必須の口座です。マイクロソフト、アップル、ディズニー、ナイキなど、代表的な銘柄をCFDで買うことができます。
シンプルな取引ルールとアプリ画面のため、初心者にはおすすめの証券口座です。まず小さくCFD投資を始めてみたいという人はここから始めると良いと思います。
③ 楽天証券
つみたてNISAなど投資信託の購入で楽天ポイントがもらえることで有名な楽天証券でもCFDの取り扱いが始まりました。株価指数CFDと商品CFDの取り扱いがあります。
FX取引ツールでお馴染みのMT4(Meta Trader 4)をプラットフォームとして採用していることが特徴です。MT4を使ったことが無い人にとってはとっつきにくいかもしれませんが、馴染みがある人には利用しやすいと思います。
MT4ではテクニカル分析や、それに基づいて自動売買をすることも可能です。CFD取引で自動売買Botなどを利用したい場合には利用メリットがあります。
④ ひまわり証券
FXの自動売買で有名なループイフダンやくりっく株365の自動売買であるループ株365など、自動売買で定評のある証券会社です。
くりっく株365の株価指数はループ株365を使うこともできますし、使わずに1枚ずつ取引することもできます。ループ株365は複数本の発注を出すため多くの資金が必要なので、初心者の場合はまずマニュアルで1枚ずつ取引するのがおすすめです。
くりっく株365は店頭CFDと比べてレバレッジが高いため、少額で大きな利益を狙いたい人にもおすすめの口座です。